アダルトチルドレン・毒親・HSPなどの解消と日常生活向上
<「毒親」家庭に育った、アダルトチルドレンでHSPのあなたへ>
結婚し、新しい家庭を持ちたいですか。
できれば、子供が欲しい(それも2人以上)ですか。
パートナーに親と同じタイプをなぜ選ぶのでしょうか。
本当にパートナーのことが好きですか。
そもそも、生きていて楽しいと感じますか。
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<アダルトチルドレンだった自分>
@地獄のようだった家から、高校卒業後すぐに就職して出ました。進学校だったので、みんなと同様大学に行きたかったのかもしれませんが、奨学金破産しそうだったし、何よりもお金は出さないくせに口だけ出す母がイヤだったので、夢をあきらめて、絶対つぶれない公務員になりました。
Aそうやって、周囲の方からは「幸せそうだね」と言われるのですが、結婚し子供もできた今になって、「私って何?」と思うようになりました。夫は転職を繰り返し、今はパートとして就職しています。でも、食事は私が作りますし、掃除などもせいぜい半々というところ。いつもバタバタしている私の横で、夫はゲームをしたり、テレビを見たり。これが「幸せの形」なのでしょうか。他の人と比べても、よく分かりません。
結局、私の問題は「何が問題かわかってない」ことなのかもしれません。
お願いです。 どなたか、「アダルトチルドレンという境遇から、よく頑張ったね!」って褒めていただけませんか。
<HSPの虚像と実際>
HSPとは、近年登場した用語でハイリー・センシティブ・パーソンの略語です。ご存知ない方向けにカンタンに説明しておきましょう。
HSPは、生まれつき高度な感覚処理感受性を持つ方(カンタンに言いすぎると、ナイーブすぎる人)のことで、生まれつき五感が強く、良い刺激・悪い刺激を問わず過剰に反応してしまう傾向を持ちます。生まれつきのものなので、一生変わることはありません。このHSPさん、定義によると<人口の20%>存在するのだとか。発達障害の方が約10%いると言われていて、うつが10%、アダルトチルドレンなどは95%が該当するとか言われていますから、全部足せばいったいいくらになるのか、想像もつきません。国民は一人1件以上こころの病を抱えていることになりますよね。そりゃ、できるだけ広い範囲の定義を作れば、「私もHSPかも」という方が増えますから、営業的には良いのでしょうが。
たとえば、同じような症状で、光に過敏な方は「光過敏症」、音がうるさく感じる人は「聴覚過敏症」などという病名があるのに、なぜか別の名前を付けてすり替えているだけのような気がします。
HSPの中でも、聴覚過敏の一部は改善することが可能です。「言葉の意味が理解できにくい」という場合は、言葉を聞いているうちにイライラしたり、相手の言うことが理解できなかったりするのですが、これを「聴覚過敏」としてしまっているケースもあります。音を聞いて脳内がイライラするのと、言葉が分からずにイライラするのでは、対処法も違うことがご理解いただけますと幸いです。
<アダルトチルドレンが社会人になるということ>
アダルトチルドレンで親の影響がどこに出ているかは、自分でも思いもよらないところに結びついていることがよくあります。実際、心理カウンセリングでも、ここは良く驚かれるポイントです。そして心理カウンセリングでは、こういったことの「何が原因で問題になっているか」もよくわかるようになりますし、解決も可能です。
アダルトチルドレンという「成育歴」は、大人になっても改善しない場合が多くあります。その主因は、一般的には「親の愛情を受けていない」といわれますが、実際のお悩みで最も多いのは「就職後の対応」です。
分かりやすいのが、コネクション(コネ)だと思います。友人知人が多くいる、明るい親に育てられた場合には、一流企業や公務員に就職してもそれほど苦労しません。高校生になるくらいから、「社会の仕組み」を教えてもらえるからです。社会的なマナーが必要な場所、たとえば高級な飲食店やホテルでの振る舞いなどがその典型例でしょう。また、家庭でもスポーツや勉強にも力を入れてもらえます。
ですから、大学以降の生活にもそれほど違和感なく入ることができます。
一方、アダルトチルドレンという環境で成長した方は、それらの多くが欠けています。奨学金をフル活用・といったケースでは、学生時代にバイトが中心となり、学力では同レベルでも、何のために大学を出たのかよく分からなくなったりします。
特に困るのが、面接です。
「何をやりたくて志望したのか」
「あなたの長所は何ですか」
と聞かれても、学生時代にはバイトしかしていないし、その結果アイデンティティも、一般の方と比べると成長していないために、コミュニケーションもうまくできません。結果としてすべて教科書通りの返答をして、ツッコミが入れば撃沈というケースが多くなります。
アダルトチルドレンの中でも、親の虐待や離婚、病気などが理由で、実の父や母と暮らせない、頼ることができないという方も多く存在します。その子供は児童養護施設等で大きくなるわけですが、社会に出た後、様々な壁にぶつかっている実態があります。
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